建物は必ず壊れます。壊れた費用は大家の負担です
2024.01.08
カテゴリ:退去費用相談・原状回復相談
建物は必ず壊れます。壊れた費用は大家の負担です
建物の価値は、居住の有無にかかわらず、時間の経過により必ず減少します。
建物の減少分は大家の負担です。
しかし多くの部屋で借主の負担にされています。
賃借人が負担すべき原状回復や退去費用とは、「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損」になります。
この考え方によると、賃借建物の経年変化や通常の使用によって生じる損耗(通常損耗)、つまり普通に使っていて古くなったり、汚れたりした部分については、借主は原状回復責任を負いません。
実際退去の立ち合いに行くと
管理会社は壊れているもを借主の責任にしますが
その内の数割は通常損耗・経年劣化であり借主の負担ではありません。
退去時、立ち合い時必ず通常損耗・経年劣化を主張しましょう
▶退去費用の査定には契約書・見積書・写真が必要です
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